研究員紹介

宮原淳二

学歴

早稲田大学 政治経済学部 政治学科卒
九州大学大学院 経済学府 産業マネジメント専攻 修了(経営学修士)

経歴

教育関連企業、学校法人等にて人材育成・マネジメント、語学研修プログラムの企画営業を経て、東レ経営研究所 入社

職歴

自治体の女性活躍・ワークライフバランス推進にかかる受託業務、企業へのダイバーシティ支援、働き方改革のコンサルティング等に携わる。
企業や自治体にてダイバーシティ、ワークライフバランス、仕事と介護の両立、仕事と不妊治療の両立に関するセミナー講師の実績多数。
不妊治療の当事者支援団体NPO法人Fineのスタッフとしても活動。

資格

MBTI認定ユーザー(一般社団法人日本MBTI協会)
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所認定トレーナー
女性の健康経営推進員(一般社団法人女性の健康とメノポーズ協会)

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普段の業務内容は? ダイバーシティ推進のプロジェクト支援や土台づくりを支える

企業のダイバーシティ推進や働き方の見直しに関するコンサルティング業務や自治体の受託業務を行っています。また、ダイバーシティに関する講演や研修に講師として登壇することもあります。

コンサルティング業務では、例えば企業内でダイバーシティ推進のためのプロジェクトチームを立ち上げ、事務局が中心となって活動をするのですが、プロジェクトの進め方や取り組みへのアドバイス、情報提供まで幅広く対応しています。

自治体の受託業務は、年によって変わりますが、研修運営や中小企業のワークライフバランス推進企業の認証事業などを行っています。

この仕事に向いていると思う理由は? 働きやすさへの障壁を自ら取り除きたいと動く力

当社に転職する以前の経験からダイバーシティ(女性活躍)に関心を持つようになり、社会人大学院に通いました。ちょうど2000年を過ぎた頃、妊娠・出産を機に女性が退職してしまうケースも多く、私が勤務した会社もそのような状況でした。働きたい女性はたくさんいるのに、なぜもっと活かすことができないのか、女性が働き続けられる企業とそうでない企業の違いは何かなどに関心を持つようになりました。そこで、自分にも何かできないかと考え、学び直すことにしたのです。その頃はまだ、ダイバーシティマネジメントというワードが一般的ではなかったのですが、私の考える理想の経営や組織のあり方に合致していると思い、研究テーマとしました。

その後、学校法人や教育関連の企業を経て、東レ経営研究所に入社しました。これまでの経験や課題意識が今の仕事につながっていると感じています。私は、仕事が単調だと飽きてしまうのですが、ダイバーシティは女性活躍だけではありません。とにかく幅が広く、また時代に応じて組織のあり方や働き方も変わります。学ぶことが多く、飽きることがありません。ずっと突き詰めたいテーマだと考えています。

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仕事で心がけていることは? 人と誠実に向き合い、両者の声に耳を傾ける

個人の意見の押し付けではなく、客観的なデータを持って示すことです。また、仕事でもプライベートでもそうですが、人と誠実に向き合うこと、人とのつながりを大事にしています。

ダイバーシティで個性を尊重するというと、自分の価値観だけを主張し、好き勝手やってよいと誤解をされることがあります。しかし、組織にいる以上、一定のルールはもちろんあります。ダイバーシティの推進活動の支援をしていると、熱い思いを持ったメンバーとそれ以外の従業員の間でギャップが生まれてしまったり、会社の方針とぶつかってしまうケースがあります。すると、「こんなに一生懸命やっているのに!」と不満が出てしまうこともある。ただ、なんでも推し進めれば上手くいくわけではありません。従業員の意見を尊重しつつ、会社の目指す姿と現場の課題感とうまく折り合いを付けながら進めていくことが必要になります。だからこそ、会社のビジョンや目指す姿を従業員に伝えることがとても大事です。

そういう時、私が外部の人間として客観的に事態を整理し、両者の間に入らせていただくこともあります。会社の風土は、そう簡単には変わりません。ダイバーシティ推進は根気強く取り組むことが必要です。

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自分が提供できる価値とは? 困ったときに思い出してもらえるあたたかい“外”のサポーターでありたい

顧客に寄り添い、何か困ったときに思い出してもらえる存在でありたいと思っています。 また、コンサルタントとして組織内にいると気がつかない第三者の視点を大切にしています。「社内の人間が言うと説得力がないので、永池さんから伝えてもらえますか?」と言われたときは頼りにされていることが嬉しいですし、それ自体がコンサルタントとして提供できる価値だと考えています。

近年、仕事と不妊治療の両立や仕事と介護の両立研修を担当することが多いのですが、他人事と思う方もいらっしゃいます。しかし、特に介護については、誰もが関わる可能性のあることです。早い時期から情報を知っていれば、突然起こった時に焦らずに済みます。ダイバーシティを推進するうえでは、当事者意識を持ってもらうことがとても大事です。研修を構築するうえでは、それぞれの方に届くような言葉選びや伝え方ができるよう心がけています。

あなたのオフタイムの楽しみは?

異文化に触れることで新しい発見ができるため、毎年夫と海外旅行に行くのが楽しみの一つで、仕事へのご褒美でもありました。今はコロナで行けないので、国内で大好きな温泉に行ってリラックスしています。また、週末にヨガに通うことで、心と身体の健康を維持しています。

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